【日本刀 逸話伝説】天下五剣の後付け?!鬼を切った?魔除け?

天下五剣ってなに?

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天下五剣は一般的には室町時代に言われ出したとされています。

古刀剣書物に天下五剣の記載はありません。

衆目の一致したものではなくて伝え過ぎないんです。

そもそも選ばれる基準は名刀や切れ味ではないんです。

由来や所持していた人物、物語が対象になります。

天下五剣も室町中期頃までに伝わっている由緒や伝来を困って、称されたものです。

今だったら愛刀家の全国投票で、天下五剣を決めると思いますよ。

ですけど、結果に対しては揉めそうですね。

何しろ趣味嗜向というものは人それぞれの感性と好み分かれますから。

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天下五剣とは

童子切り安綱

酒呑童子なる鬼(正確には山賊ですけれど。)を源頼光がこの太刀を使って退治しました。

過去に試し斬りされたことがあるのですけれど、六つ胴の切れ味を誇ったことで有名な刀です。

 

鬼丸国綱

鬼を切った刀です。北条時政が病に倒れた時に初代執権であった時政は夢に鬼が

出てくるようになり、鬼を払おうとしても上手くいかないんです。

逆に悪くなる一方でした。

そんなある日この刀が夢に老人の姿で出て来て「我が身が汚れている。

このままでは汝を救うことが出来ない」と言ったそうです。

 

翌日、刀を清めさせて抜き身で部屋に立てかけておいた刀はひとりでに倒れました。

その時部屋にあった火鉢を支える小鬼の像の首を落としたそうです。

それ以来、時政の病は快方に向かい、鬼丸と名付けたそうです。

 

三日月宗近

天下五剣の中で最も美しいと評価されていますね。

将軍の秘蔵として継承されました。

松永久秀と三好三人衆が二条御所を襲撃して将軍足利義輝を殺害しました。

この時義輝は三日月刀を使用しています。

三好政康から豊臣秀吉に献上され、豊臣秀吉の正室高台院が所持しています。

その後、遺品として徳川秀忠に贈られ、徳川将軍の所蔵となりました。

 

大典太光世

豊臣秀吉が伏見城に宿泊した時、前田利家達が話をしていると誰かが怪談話を始めました。

「千畳敷の間の廊下を歩いていると刀の鞘を捕まれる」

利家は笑い飛ばし、行って確めて来ると言い出しましたけれど、秀吉に呼び出され、

秀吉は前田利家にその勇気に感服してこの日本刀を授けたそうです。

 

 

数珠丸恒次

信者から守り刀とされ、この刀の魅力に取り憑かれた日蓮が数珠をつけて魔除けに

使ったことからこの名前が付きました。

逸話ですけれどね。よく考えますねと感心しています。

八代将軍徳川吉宗がまとめさせた享保名物書においても「天下五剣」の記載がないんですよ。

明治から昭和に活躍した刀剣愛好家の後付け説が多い「天下五剣」です。

 

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